magicfelt/STEGMANNの素材

 

羊毛の種類

マジックフェルトとステッグマンの羊毛は、ラテックスソールシリーズのほとんどにはメリノウールを使用、革底シリーズはヨーロッパの羊飼いから特に絶滅危惧種の羊をラインナップに加えています。それは地域の羊飼いを支援し、羊の保護とオリジナルかつユニークな種の多様性の存続に繋がっています。

 

 

Tiroler Steinschaf

チロルシュタインシープ

最も古い羊種の一つで、新石器時代の泥炭羊の系統に属し、チロル地方に住み着きました。上部にある太い羊毛と、皮膚に近い部分にある細い羊毛とからなる温かい丈夫な毛皮によって、厳しい天候にも耐えることが出来ます。絹のようなツヤのある羊毛は大変魅力的ですが、絶滅の危機に瀕しており、現在約6000頭しか存在していません。

 

Tiroler Bergschaf

チロルベルグシープ

チロルシュタインシープと北イタリアベルガマスクシープとのミックスであるチロルベルグシープには、起伏の多いアルプス地方の山岳気候が特に適しています。この地がつくり出す自然な毛の色がチロルベルグシープの羊毛の大きな特色です。

 

 

Schweizer Juraschaf

シュヴァイツァーユラシープ

この羊の起源は14世紀にすでに存在していたとされるFrutigschaf(フーティグシープ)というスイスの羊にまでさかのぼり、現在はスイスのフランス語圏に生息しています。羊毛は大変細く、質はメリノウールに似ています。

 

Coburger Fuchsschaf

コーブルガーフックスシープ

とても丈夫な羊種で、特徴はやや赤褐色の羊毛です。誕生時の羊毛は黄金色から赤褐色まで様々で、成長すると共にさらに明るくなっていきますが、最終的には赤みかかった茶色になります。現在数千頭しか生息していません。

 

Shetlandschaf

シェットランドシープ

原産地は亜北極のスコットランドにある荒涼なシェットランド島です。体はやや小さめで、おとなしく丈夫な短い尾を持つ羊です。繊細で柔らかく、縮れた羊毛は「ムーリット」ととも呼ばれる、大変温かみのある明るい茶色の他、豊富な天然のカラーバリエーションを持っています。

 

 

Gotlandschaf

ゴットランドシープ

スウェーデン最大の島、ゴットランド島に大変貴重な純血種のゴットランドシープが現在も9000頭ほど生息しています。グレーがかったとても柔らかい羊毛と、雄雌共に持つ大きな力強い角が特徴的です。古くはバイキングがこのゴットランドシープの羊毛を使い、生計を立てていました。

 

 

Moorschnucke

モーアシュヌッケ

中央ヨーロッパのもっとも古い羊種の一つです。昔から湿地に生息しており、泳ぐこともできます。毛皮は長く不揃いなゴワゴワの上部の羊毛と、細い下部の羊毛からなっています。一時はほぼ絶滅したとされ、国際自然保護連合のレッドリストにも指定されましたが、現在は再び5000頭ほど生息しています。

 

レアウールシリーズ

特に繊細で柔らかな毛質を好む方のために、アルパカ、ヤク、キャメルも取り入れています。これらの希少なウールは地球上で最も過酷な環境下で生き抜くために動物たちが備えたもので、人もその恩恵に与っています。

 

 

Kamel

キャメル

ラクダは大きな気温差(50℃~-30℃)であっても問題なく、数週間は水がなくても生き抜くことができる動物です。そんな価値あるラクダの毛はレアウールとされ、キャメルウールはその美しい色と繊細な柔らかさが特徴です。

 

Alpaka

アルパカ

アルパカはアンデスで飼いならされたラクダの一種です。インカの民族は動物を所有することが繁栄の証でした。アルパカの毛はとても柔らかく、シルクのような輝きがあります。

 

Yak

ヤク

ヤクはヒマラヤ山脈を原産とし、中央アジアの6000m以上の高地に生息しています。丈夫なヤクは、そこに住む遊牧民の生活を支えています。ヤクの毛はその繊維構造によって、マイナスの温度においても体を温めることができます。

 

ソールも全て自然素材

レザーソール

オーストリア産を牛革を使用しています。足と一体化しその構造により湿気とも無縁の履き心地です。

 

天然ラテックスソール

液体の天然ラテックスを使用しています。弾力性と撥水性があり、非常に耐性のあるアウトソールを形成しています。

 

コルクソール

ステッグマンのコルクソールの原材料はポルトガルから来ています。軽さに加え、弾力性と安定性を保ちます。